ベルギー・イーペル
- 2016/04/19
- 09:58
フランスの国境に近いイーペルは、中世の時代に織物の町としてイギリスとの交易によって栄え、人口4万人を数えたブリュッセル、ゲントに次ぐ都市に発展します。このころに建設されたのが町の中心にある織物会館と、聖マルティン聖堂になります。人口は20万人を超え、戦略的にも重要な位置を占めていたために、強固な防塁が築かれ、今でも17.8世紀の城壁、リール門などが残されています。この町は第1次世界大戦で壊滅的と言...
アントワープ(2)
- 2016/04/19
- 09:57
アントワープは世界最大のダイヤモンドの市場として有名です。アントワープ中央駅出て左側に、大小多くの宝石店が並び、ダイヤモンドの装飾品が陳列されています。ご存知のように、ダイヤモンド市場はユダヤ人が握っているわけですが、街角には黒い服を着て、やはり黒い帽子をかぶり、カールしたもみ上げをしている正統ユダヤ人の姿も見かけることができます。中央駅のアーケード、ユダヤ人街を散策してみると、店仕舞いしたお店が...
アントワープ(1)
- 2016/04/19
- 09:55
アントワープは人口約25万人のベルギー第2の都市になります。この町を流れるスヘルデ川を通る船に通行料を求めていた巨人アンティゴンが、それに応じない船乗りの手を切り取り、川に投げていたのですが、逆にローマ戦士のブラボーがこの巨人の手を切り取って川に投げた、ハント(手)ヴェルペン(投げる)から、アントワープという名前ができたと言われており、その銅像が市役所前に置かれています。14世紀ごろ、ズウィン川の...
ブリュッセル
- 2016/04/19
- 09:53
ベルギーの首都ブリュッセルは、「沼(bruc)、家(sella)」と言う語源から来ているそうで、人口約100万人で欧州連合委員会が置かれているなど、欧州の政治の中心となっています。ブリュッセルは、12世紀には交易と交通の中継点として栄え始め、ブラバント公国の中心地として繁栄しました。ベルギーはスペイン領、オーストリア領などといった複雑怪奇な運命をたどりながら、30年戦争後の1648年にドイツから独立してオラン...