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ドレスデン・ピルニッツ宮殿

ドレスデンからエルベ川を15キロほど遡ると、アウグスト強力王が造らせた東洋風の夏の離宮であった
ピルニッツ宮殿に到達します。

いわゆる、大航海時代と呼ばれたこの時代には、オランダやスペイン、イギリスなどの国々は植民地を求めて
世界に船を派遣し、中国からは高価な白磁器や絹織物などを輸入し、そしてその文化、習慣などに憧れると同時に、
その地球の裏側に存在するであろう、全く違った世界に想像を馳せました。

アウグスト強力王は、何人もの召使にボートを漕がせて、この離宮の船着場に足を運んだことでしょう。

シーズンになると、この谷側と山側の宮殿に挟まれた中庭、そして裏側のオランジェリーと呼ばれる温室に
多くの花が咲き乱れ、特に、18世紀に日本から持ってきたと言う椿の大木には圧倒されます。
個人旅行でいらっしゃるお客様は、ザクセンのスイスを訪れる途中で、この宮殿に立ち寄ることにしています。


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